オランダで救急車を呼ぶ
記事にしようか迷ったのですが、いざという時の大切なことなので私の経験を記載しておこうと思います。持ち物など参考になれば幸いです。
タイトルの通り、先日オランダで初めて救急車を呼ぶことになりました。
理由は、三女がアナフィラキシーを起こしたからです。
ことの始まりは夕食時、サーモンを食べていて初めて唇が腫れました。抗アレルギー薬を内服し一旦は症状が改善したものの、夜中に呼吸困難に見舞われました。
エピペンは持っていないので、プレドニンと吸入を使用し、救急車を呼ぶことにしました。
でも上手く伝えられるかが心配になり、隣の家の方に助けを求めました。
隣の家の方は快く救急車を呼ぶ手配をして下さり、無事に救急車を呼ぶことができました。救急車の到着もとても早かったです。
救急車の中で確認されたこと、
・一連の経過の説明(何時に何があったか、症状、その時何か対処はしたか、使った薬は有るかを質問されました)
・IDの提出(今回は滞在許可証のみ)
・三女がアレルギーの為に受診したMAASSTAD ZIEKENHUISの診療カードの提出
をすると病院に連絡をとり、MAASSTAD ZIEKENHUISに搬送してもらえることになりました。IDと診療カードは、救急隊員の方から病院職員へ渡されました。
搬送途中、今回不安だった「救急車を呼びたいけど話しができなかったらどうしようか」という事について、救急隊員の方に相談をしました。
すると救急隊員の方から、
・救急車に来て欲しいこと
・住所、電話番号を伝える
以上ができれば大丈夫だと言われました。
色々質問をされるけど、答えられなくても大丈夫、とにかく「112」にコールすればいい。とアドバイスをいただけました。
また、病院から帰宅する時、今回の経過を記入した手紙を受け取りました。もし、何かあったときにはこの手紙を見せると経過がわかるからと説明をうけました。
会計については、保険に加入してるなら大丈夫ということで、払わずでした。受診したことがある病院だったので、保険証も提出済みでした。後日請求が来るかは今のところわからないのですが、日本のように会計待ちをしなくていいのは助かりました。
アレルギー症状は数時間後にも出現するという知識は有りましたが、今までのアレルギー症状の経過と全く違ったので驚きました。でも、救急車も呼んでもらうことができて無事に病院へ搬送してもらえて本当に助かりました。
今後の事も考えて、荷物や書類などのまとめ方の工夫をしておこうと思います。