One stepS

たくさんの一歩ずつで前進あるのみ!

オランダでアレルギー外来受診

三女の血液検査の結果を聞きに行きましたが・・・

 

前回、MAASSTAD ZIEKENHUIS の小児科で採血のオーダーをしてもらいましたが、採血の結果、多種に渡るアレルギーのため、小児科からアレルギー外来へ担当を変更することになりました。

 

採血データを基に、IEg抗体は陽性だけど食べれるものはあるか、食べれる量が決まっているか、もしも食べた時にどのような反応をきたすかという事を問診されました。

 

そして、先生から今後の治療についてのお話がありました。

・アレルギー症状が無く食べれるものはIEgの数値が高くても継続して食べていくこと。

・食べられるけど、限界量があるものは今の限界量のままでいいので食べ続けること。

 

以上の事を治療とすることになりました。

そして重要な事は、IEg抗体が高値であっても限界量が少しでも、食べていく事だそうです。そうすることで将来アレルギーを克服できるようになるという事です。

これは日本のアレルギー外来の先生とも同じ考えでした。

 

以上の事から三女の治療内容は・・・

・魚→鯖の燻製、シーチキンを少し食べる

・牛乳→限界量が少なすぎるので一旦中止

・卵→固茹で卵黄を1/8個 週1〜2回

・小麦→うどん2センチ

・大豆→今まで通り豆乳(加熱)や豆乳ヨーグルトを摂取

・牛肉→ミートボールなどで普段の食事に取り入れる

・ナッツ類→ピーナッツバターとカシューナッツを続ける

という事になりました。

 

そして、もしアレルギー症状が出たらとにかくザイザルを内服!!ということでした。

ザイザルは一日何回でも使用可能!!呼吸器症状が出た時は吸入もする。

ということでした。

今回、外来でプリックテストもしてもらいました。

(前日から両腕にはステロイド軟膏の塗布はせずに受診していました。)

大豆、牛乳、卵、小麦、魚、全て陽性でした。卵以外は以前と変わり無かったのですが、卵は反応が強く出ていました。でも、食べれる量はアップしています。

数値や反応は別なことも有るので、どれをどのくらい食べれるのかを探すのって大変ですね。

 

次回の受診は2ヶ月後。

なんと、今回担当してくださった先生が言うには三女のアレルギーが多種に渡るため治療方針を別の病院で相談してくるというのです。

その病院はソフィア病院。子供専門の病院でエラスムス病院と併設しているようです。

三女のアレルギーの事は心配ですが、別の病院の先生とミーティングしたりすると、いろんな方の意見が治療に反映されるので患者としては安心です。

MAASSTAD ZIEKENHUISのアレルギー外来の医師が3名だけだったので、大きな病院の医師と連携して良い治療を提供できるようになっているのかなと思います。

 

どんな治療方針が提案されるか楽しみです!